2008年2月、所属する日本矯正歯科学会より、第2回専門医試験合格の通知が送られてきました。
日本矯正歯科学会とは1926年に設立され、会員数5800人を越える学会です。矯正治療を行う歯科医師は必ず入っている学会といっても良いでしょう。
現在、歯科医師資格を持つ者であれば誰でも「矯正歯科」の標榜を掲げ、治療を行うことができます。しかし、矯正歯科というのは専門性が非常に高く、また、知識・経験が豊富であることが必要なため、日本矯正歯科学会が矯正治療に関して適切かつ充分な学識と経験を有する歯科医師を「認定医」として認定しています。
2008年2月末現在、上述の「認定医」は約2300人おり、その中でさらにより高度な専門性を持つ資格として「専門医」の制度が2006年より新たに開始致しました。第1回試験は、混乱を避けるため、試験資格が認定医になって10年以上の歯科医師のみとの条件が付きましたので、9年目の私は受けることが出来ませんでした。しかし、2007年の第2回は受験資格があり、2008年2月、めでたく合格通知を受け取った次第です。
第1回専門医試験のの合格者は156人、今回は70人でした。合格率は約50%、認定医資格を受けている先生方を対象にしてこの結果ですから、大変難度の高い資格です。
試験内容は、治療実績を10症例、それぞれ患者様から審査のための提出の同意書を付け、私の名前を伏せた上で審査員から治療に関する口頭試問を受けるという非常に厳しいものでした。大学時代から矯正歯科医を目指し、専門医ネットワークの構想を温めながら大阪大学歯学部付属病院矯正科研修医として経験を積み、開業して9年目での受験でしたので自信はありましたが、やはり試験当日は久々に緊張しました。
この「専門医」試験に合格し、認定を受けた歯科医師は全国でわずか226名です。現在、国内で歯科矯正治療を行っている歯科医師が約20,000人おりますが、専門医はその中のわずか1.1%にあたります。(2008年3月現在)
永田矯正歯科には他院で矯正治療を開始したものの、治療に不安がある、結果が満足できないと転院されてこられる方や、大学病院や多くの一般歯科様からのご紹介で多くの患者様にご来院いただいております。
学会認定の「専門医」であることは、今後一層、患者様が良い治療を選択されるための基準となることでしょう。
最後に、試験へのご協力をいただいた患者様、ならびに医院スタッフの皆様に心より感謝申し上げます。またこれに甘んじることなく、さらに良い治療を提供できるよう、より一層努力していく所存です。
今後とも、永田矯正歯科をよろしくお願いいたします。
永田矯正歯科 院長 永田裕保



