ムーシールドを使った3才からの早期受け口治療

▼はじめに▼治療例▼費用▼初診予約▼アドバイス

幼児の反対咬合 幼児の反対咬合
口を開くと下の歯が見え、上下前歯の前後が逆になっています。

下の歯が上の歯より前に出ている受け口を歯科の用語で「反対咬合」と言いますが、3才児健診で4〜5%の割合で、この反対咬合が見つかります。まだ小さなお子さんの噛み合わせが通常と反対と聞くと心配になるのは当然です。
そこで歯医者さんを訪ねて相談すると、大抵の場合は「永久歯がはえるまで様子を見ましょう」とすすめられるケースが多いと思います。それは幼児期の乳歯列が永久歯にはえかわった時に反対咬合が治るケースもあり、また幼児期のうちから反対咬合を治療できる有効な方法が認知されておらず、明確な根拠が持てないまま、幼児期の反対咬合の経過観察をすすめているケースが多いからだと言えます。

子供用のマウスピース「ムーシールド」で1年以内に治療効果。9割が改善

ムーシールド幼児期からの反対咬合改善に、子供専用のマウスピース「ムーシールド」を使った治療法があります。夜寝ている間に装着するだけの負担の少ない装置で、日本大学歯学部講師で調布矯正歯科クリニックの院長でもある柳澤宗光先生が3才から6才まで幼児の反対咬合治療を対象として約20年前に考案されたものです。しかし国内での認知が低く一般に知られる機会が少なかったのですが、3年ほど前にアメリカで注目された事をきっかけに、国内でもその治療法が広く認知されるようになりました。最近では新聞などのメディアでも取り上げられ注目されています。柳澤先生は毎年20人から30人の子供を治療し、6ヶ月から1年で効果が現れ、約9割の症例で改善が見られているといいます。
永田矯正歯科でもこの「ムーシールド」を使った幼児の矯正治療を行っています。

なぜ早期治療した方がいいのか・子供への負担は?

反対咬合はそのままにしておくと、下のあご骨が過成長しやすい状態が続き、顔貌にまで影響を及ぼすことがあります。下あご骨が大きくなりすぎる前に反対咬合は治しておくべきなのです。そのままの状態で成長してしまうと、治療法の選択肢が少なくなるうえ治療も難しくなります。中には過成長してしまった下あご骨を切断して切るといった負担の大きな手術法でしか対応出来ないケースも出てくるのです。
ムーシールドは夜寝ている間に装着するだけで、小さなお子さんに与える影響は非常に軽い治療法です。悪化する前に、早めにご相談にお越し下さい。

ムーシールドでの治療例

受け口(ムーシールド)5歳 女児

初回診断時

初回診断時:
お父様がお子様の前歯の咬み合わせが逆なことを心配され、ムーシールドを取り入れているということで来院されました。

ムーシールド着用1ヶ月後

ムーシールド着用1ヶ月後:
なんとたった1ヶ月でここまで改善しました。今後経過観察は必要ですが、この結果にはご両親も大変満足されています。

幼児期だけの治療で終わらない場合もあります

「ムーシールド」を使った幼児の反対咬合は1年間を目標に治療します。その1年間の治療で大丈夫というケースが大半ですが、成長期に再治療を必要とする場合もあります。そのため定期健診が重要となり、経過観察でその後の治療が必要かどうかを判断しなければなりません。
女子の場合15〜16才、男子の場合17〜18才まで成長しますので、そのころまで定期健診を続けることが理想です。

治療費について

ムーシールド治療代金 98,000円〜+検査・診断料52,500円

※治療開始にあたっては検査診断料として52,500円が別途必要です。
※通院ごとの費用がかからない、総額料金となっております。

ムーシールドを用いた治療費は上記の通りです(消費税込み)。治療期間は1年となります。幼児期の反対咬合の場合、ムーシールドによる治療のみで終わる場合もあり、本格的な矯正治療に比べてその費用は7分の1程度で済みます。ムーシールドだけでは反対咬合が改善されない場合は次のステップとしてキッズ矯正の第1期治療を行うこととなります。キッズ矯正にかかる治療費については料金一覧のページをご参照ください。

※ ムーシールドの初診予約受付について ※

現在ムーシールドの新規予約数が上限に達しており、受付を一旦停止しております。初診予約のお申込を頂いても、ご来院は9月以降となりますのでご了承下さい。

★お子様の受け口でお悩みの保護者様へ。焦らなくても大丈夫です。
ムーシールドは3才からの受け口治療としてご案内しておりますが、適用年齢は最初の乳歯が抜ける5歳位まで続きます。一旦治療が開始できれば、治療例のようにたった1ヶ月で効果が出る事もあります。

★お子様が治療に協力できる状態でないと、受け口は改善できません。
ムーシールドは寝ている間にマウスピースをはめて頂く治療です。このマウスピースは歯列に対して強制的にはめ込んでおけるものではなく、お子様自身が外さないように意識する必要があります。
このため3才位のお子様では無意識に寝ているうちに外してしまい、効果が出せない例が出てきています。上述の通り、乳歯が抜けるまでは焦る必要はありませんので、ぜひ、お子様が治療に協力できるようになった上で、初診予約をお取り下さい。治療のために必要な検査や診察が受けられない場合はムーシールドは開始できませんので、ご理解をお願い致します。

多くの場合、子供の歯の状態は本人の意識していない問題だと思われます。特に12才までの小学生になると歯並びが悪いという自覚がなかったり、仮に自覚していたとしても、歯の機能的な影響までには考えが及ばないものです。歯並びが悪いと、見た目だけの問題ではなく、食べ物がうまく噛めなかったり、食べかすやプラークが残りやすく、虫歯の原因にもなります。放置しておいてよい結果はありません。また反対咬合は下あごの骨が過成長しやすいため、成長が止まった段階での治療ではその顔の形をどうすることもできなくなります。
いつもお子様に接している、お母さんやお父さんが、子供の健康管理についても理解を深めていただき、将来子供がより健康でいられるよう、早期治療を考えてあげてください。
一般的に歯医者さんは怖いイメージがあるので子供達には敬遠されがちですが、永田矯正歯科では子供の矯正治療にも配慮し、優しく落ち着ける環境作りを心がけています。